ドライアイスでシャボン玉を作るとどうなるか?


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ドライアイスでシャボン玉を作るとどうなるか?ドライアイスとシャボン玉
ドライアイスと言えば、水に入れるとぶくぶく気泡が出て白い煙が出るのが面白い物質ですね!

ドライアイスの正体は固体の二酸化炭素です。しかし、白い煙の正体まで気体の二酸化炭素と思っている人が多いかもしれません。あの煙の本当の正体は氷(固体の水)。ドライアイスが昇華するときに周囲の水が冷やされて氷の微粒子となって出てくるのです。特別色でもついていない限り、基本的に「気体は見えない」状態です。もし目に見えたとしたら、それは気体ではないと考えた方が無難でしょう。

ところで、ドライアイスのあのぶくぶくでシャボン玉を作るとどうなるでしょうか? 普通のシャボン玉とは何か違うのでしょうか? これを実際に実験で確かめてみました。


ドライアイスでシャボン玉を作ってみよう。

ドライアイスを扱う際は、長時間素手で触れると凍傷になりますので、軍手などをはめましょう。

ドライアイスでシャボン玉を作るのはとても簡単です。コップにドライアイスを入れて、コップの口にシャボン玉の膜をつけてやればいいだけです。

ただ、それだとあまりシャボン玉らしくならないので、三角フラスコとゴム管でドライアイス用のシャボン玉発生装置を作ってみました。

ドライアイスでシャボン玉をつくる
ドライアイスの量によりますが、結構勢い良く白い煙が出てきます。二酸化炭素が昇華して体積が大きく膨張するため外へ二酸化炭素が漏れだしています。

ドライアイスで作るシャボン玉発生装置
これでシャボン玉を作ってみましょう。

 

ゴム管の口をシャボン液につけたらこうなった。

ゴム管を市販のシャボン玉液につけると、できたシャボン玉の中に白い煙がたまっていきます。

ドライアイスで作ったシャボン玉
ストローから離れるとストンと落ちます。

転がるシャボン玉
しかし簡単には割れません。それどころか、バウンドしてボールのように跳ね返る事があります。

そして・・・

二酸化炭素でシャボン玉を膨らませる
パチンっ!

ドライアイスで作ったシャボン玉の爆発
シュワっ!

シャボン玉の爆発
割れたときに中から白い煙が出るため、通常のシャボン玉が割れる時よりもなんだか幻想的です。

 

シャボン玉が落ちる!たまにバウンドする!

空気(分子量:28)に比べ、二酸化炭素(分子量:44)。質量が空気の約1.5倍くらいあるので、二酸化炭素は空気より重くなります。そのため、ドライアイスで作ったシャボン玉は重たくなり、ボールのようにストンとしたに落ちてしまいます。

気体の重さはちょっと分かりにくいので、シャボン玉にすると目で見て確認できて分かりやすくなるでしょう。

しかも、地面についても簡単に割れずにバウンドしたりします。これは、シャボン玉の膜がドライアイスによって冷やされて粘性(粘り気)が増し、表面張力が大きくなるために起こります。

ただし、たまに失敗して、地面に落ちてそのまま半球のままくっついてしまうこともあります。

 

あとがき

この実験を見せると、みんな決まって手のひらを開いてシャボン玉が落ちてくるのを受け止めようとします。実験をする側からすると、その行動もまた見ていて面白いものです。

ドライアイスでシャボン玉を作るのはそんなに難しくありません。今回は三角フラスコとゴム管を使いましたが、工夫すればビニール袋とストロー、テープでも似たような実験ができるでしょう。もしドライアイスが余っていたらちょっと試してみてみてはいかがですか? 割れにくいシャボン玉を作る実験を行うのも興味深いでしょう。

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