ニワトリの頭を解剖して脳のつくりを観察してみよう!


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ニワトリの頭を解剖して脳のつくりを観察してみよう!鶏頭水煮(缶詰) [注意]記事に鶏の頭部を解剖した画像が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。 本来はイヌのエサですが、ニワトリの脳を取り出す解剖でも教材としてよく使われる「鶏頭水煮」。最近手に入りづらくなり教材屋でしか手に入らない、などという噂も流れていますが、それは全くのウソ。以前よく使われていたワンモア製の缶は製造が終了しているそうだが、アイリスオーヤマがまだ鶏頭水煮を製造しています。楽天などで簡単に注文できてしまう代物です。 今回は鶏頭水煮からニワトリの脳を取り出してつくりを観察してみましょう。

刃物がいらないニワトリの解剖

鶏頭水煮を使ってニワトリの脳を取り出す解剖、この教材の素晴らしいところは、なんといっても刃物を使う必要がないところです。解剖を行う上で切り傷が最も発生しやすい事故の一つですが、その心配がないというのはメリットが大きいといえるでしょう。また、ペットショップで売られている品物ですので、子どもにとっても比較的受け入れやすく、動物保護の観点から見ても問題がありません。 缶詰を 缶切りであけると、中から既に煮た状態のニワトリの頭が出てきます。800g缶詰なら頭10個ほど。ちなみにイヌはこれをおいしく食べるそうです。 鶏頭水煮(側面) 見ての通り、ニワトリです。初見だとかなり驚くます。これが大きなスーパーやペットショップでも売っているのでびっくりです。心なしか、ワンモア製よりアイリスオーヤマ製のほうが鶏頭の形がはっきりしてる気がします。 鶏頭水煮(正面) 正面から見るとこんな感じです。くちばしも鶏冠(とさか)もしっかり着いたままの状態です。 鶏頭水煮の解剖 これを解剖するのにメスも解剖ばさみも必要ありません。ピンセットでつまんでいけば、皮膚、頭蓋骨の順に簡単に取り除く事ができます。ビニール手袋で実際に触りながらほぐしていっても結構やりやすいでしょう。

脳を発見!

鶏頭水煮から出てきたニワトリの脳 皮や骨を丁寧に取り除いていくと、脳を発見します。といっても、初見だと目の前にあっても気がつかずに傷つけてしまうことがあるので、授業で行うときは事前に教科書の図を見せてから脳の形をイメージさせておくと良いでしょう。 ニワトリの脳を取り出してみました。   ニワトリの脳(新皮質側) こちらは正面(新皮質)から見たニワトリの脳です。解剖するとニワトリの脳がいかに小さいかよく分かります。正面の左右2つが大脳ですが、人間の脳のようなシワがほとんど見ることができません。 そしてこちらがその裏側(古皮質)です。   ニワトリの脳(古皮質側) 中央にあるのが小脳、その両隣の丸いものが中脳。小脳の下が延髄になっています。ひょこっと出ている2本のアンテナのようなものは視神経です。事前にブタの眼球の解剖をやっていると、この先が目につながっていることが分かりやすいらしいでしょう。

あとがき

入手も簡単、作業も20分くらいで十分可能なので扱いやすい教材です。処分が少し面倒になるが、もしイヌがいれば本来の使用用途としてエサにしてしまうもよし。解剖を苦手とする人でも比較的頑張れる教材なので、これは使いやすいでしょう。解剖が行いにくい現状の中ではとても使いやすいのでぜひ挑戦してみてくださいね!

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