お手軽!カイワレ大根を育ててみよう。


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お手軽!カイワレ大根を育ててみよう。

栽培したカイワレ大根

普段忙しくて植物を育てる余裕もない人が多いでしょう。まして野菜は食べるもの。多くの人は「野菜を育てるなんてめんどくさそう・・・」って思ってしまうかもしれませんね。他ならぬ私も、最初はそう思っていました。

でも、実際野菜を育てると楽しいものですよ!ここで、今回は誰でもほとんど失敗しない、カイワレ大根の簡単な栽培を紹介します。

かいわれ大根を育ててみよう☆

1週間くらいで収穫できて、特別な道具もほとんど必要のないかいわれ大根の栽培。カイワレ大根の種子はビタミンやミネラルも豊富なスプラウト種子です(※スプラウト:発芽した芽と茎を食用とする野菜のこと)。スプライト種子は、他にもブロッコリーやそばなどがあります。

必要な材料と道具も少ないので、すぐに始めることができるでしょう。土や肥料も必要ありません。

【必要な材料と道具】

  • スーパーのトレイ(発泡スチロールでもプラスチックでも何でも可)
  • 脱脂綿(ドラッグストアで購入)
  • カイワレ大根の種子

 カイワレ大根を育てる道具

もしトレイがなければお皿でも大丈夫です。脱脂綿もキッチンペーパーや折り畳んだティッシュペーパーで代用可能です。

そして、カイワレ大根の種子はこちら。

カイワレ大根の種子

小さいけれど、見失うほどの大きさじゃないので、結構たくさん用意しておくといいでしょう。

 

1.種子を休眠から覚まそう!

では早速種子を蒔きましょう。しかしその前にやることが1つあります。種子を水につけて5~6時間放置しましょう。

カイワレ種子の給水

「植物の種は生きている?死んでいる?」子どもに聞くと面白い答えが返ってきそうです。

種子は生き物ですから、生きています。ただし私たちが普段見かける種子は「休眠」の状態です。種子にも寿命はあって、多くの場合2~3年で「休眠」が「永眠」に変わるので要注意です。どんな植物を育てるにしても、種を播くときはできるだけ新しいものを使うのが鉄則です。種子の袋には日付が書いてあるでしょう。

 種子は、多くの種は水を給水することで覚醒し、酵素反応によってずっと止まっていた成長がスタートします。

ただし、カイワレ大根は水草ではないので、ずっと水に入れておくと、今度は「溺死」して「永眠」していまいます。したがって、5~6時間立ったら水から出しましょう。

 

2.脱脂綿に水を含ませ、種子を蒔こう!

水につけた後、種子を救出して水を一旦捨てます。そして、トレイに今度は脱脂綿を敷きます。購入したばかりの脱脂綿は重なっているので、少し指でつまんで広げておくと、空気の通り道になって種子が育ちやすくなります。

 脱脂綿でカイワレ大根の土台を作る。

これに水をかけます。水の量は脱脂綿が湿る程度です。水が脱脂綿からこぼれるほどビショビショにする必要はありません。そして脱脂綿の上に種子を適当に行きましょう(写真のように几帳面でなくても大丈夫です)

 カイワレ大根の種子を蒔いた様子 

 

3.アルミホイルでフタをし、2〜3日待とう。

休眠から覚めて、脱脂綿の上に蒔いただけではまだ種子は発芽しません。カイワレ大根は暗所で発芽するのです。そこでアルミホイルのふたを作って、完全に真っ暗になる状態を作りましょう。

暗所にいれたカイワレ大根の種子

植物=太陽の光が必要、と思われがちです。実際、レタスの種は「光発芽種子」とか「好光性種子」といって、種子の発芽条件に「水」「温度」「酸素」の他に「光」が必要です。播くときも、ごく浅めにまいて光が当たるようにします。

しかし、カイワレ大根はその全く逆。かいわれ大根の種子は「暗発芽種子」とか「嫌光性種子」と言います。ある一定時間以上暗い場所にいないと発芽しません。

このようにな明るさによる植物の変化を「光周性」といいます。ただし、この「光周性」という言葉には注意が必要です。植物は明るい期間(明期)ではなく、実は暗い期間(暗期)を感知しているのです。

トレイにアルミホイルのフタをつけたあとは、できるだけ暗い場所に置きましょう。かいわれ大根の場合、2~3日もすれば芽が出てくるはずです。それまでは暗所を保ちましょう。気になって覗いちゃだめですよ!

 

4.フタをとって様子を観察しよう。

種まきから2日目、アルミホイルをとった状態が下の写真です(一回傾けてしまい、種子がバラバラになってしまいました・・・)

 播種から2日目のカイワレ大根

本当に一斉に根が出てきて面白いですよ!アルミホイルのフタを取ったあとは、水分が蒸発しやすくなるので、常に水に浸っているようにしましょう。

カイワレ大根の子葉が出てくると、窓辺など明るいところに置くと光合成をして成長が早まります。ただし、光の方向へ成長する「光屈性」が起こるので、だんだん窓の方へ曲がってしまいます。たまに入れ物ごと向きを変えてあげると、上に伸びるようになってきます。

 

カイワレ大根の成長は早い!

4日目くらいになると、だいぶ緑色になってきて、見慣れた姿になってきます。

播種から4日目のカイワレ大根 

カイワレ大根の特徴的な2枚の葉を「子葉」、その下の茎を「胚軸」といいます。普段私たちが食べている部分です。

さらに3日経った7日目には写真のようにここまで伸びます!

 播種から7日目のカイワレ大根

ホントに手軽で面白いですよ☆

 

あとがき:せっかく育てたら食べてみよう!

7日目くらいまで伸びたらもう料理に使えるので、必要に応じて収穫して食べましょう!

 カイワレ大根でサラダを作る

今回はサラダに使ってみました。根の近くをハサミで切って、洗ってサラダに乗せるだけ!他にも色々な使い方があるでしょう。

 高校生物でも花芽形成や種子の発芽条件を学習するので、カイワレ大根は教材になりますね。 もちろん家庭でも役立ちます。是非試してみてくださいね!

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